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開発現場からとっておきの話 Vol.7 テーマ 太陽光発電所×水路 ―地元に貢献した「整備」について―

ソーラーオーナーズ栃木・佐野

ソーラーオーナーズ栃木・佐野

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工事前は上流から流れてきた泥で溜まってしまっている場所もあり、水路から水が溢れ出してしまうほどでした。

工事前は上流から流れてきた泥で溜まってしまっている場所もあり、水路から水が溢れ出してしまうほどでした。

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上流部からの泥水を下流部の田んぼなどへ流出させないだけでなく、大雨にも対応できるように深さと幅をもたせました。

上流部からの泥水を下流部の田んぼなどへ流出させないだけでなく、大雨にも対応できるように深さと幅をもたせました。

水道と農道を整備し地元に貢献

鹿島神社といえば全国にある鹿島神社の総本社、茨城県鹿嶋市にある常陸国一之宮が有名ですが、栃木県佐野市にも鹿島神社があり、地元では古くから信奉の対象となっています。

そんな鹿島神社からアドバンスが感謝状を頂けたことはとても嬉しく、この仕事をしてきて本当に良かったと思えた瞬間でした。

私が現場監督を担当し、村山建設と工事を行ったソーラーオーナーズ栃木・佐野の現場は、造成前には湿地帯でした。敷地の上流部からどこからとなく湧き出した水が流れ込み、また敷地内の中央部にも小さな水路が流れ、どこを掘っても水が溢れてくるという場所。しかも、その水を使って下流部では田んぼで稲作をおこなっているため、地元にとっては大変重要な水源にもなっていました。しかし、周辺の水はけが悪く、水路が整備されていなかったため、大雨の時には下流部の田んぼに泥水が流れ込んでしまい、稲作に悪影響を及ぼすようなひどい状態でした。

そこで、アドバンスは水脈や水の流れを調査し、敷地の周りに土管を埋設。また、排水用に側溝を作るなど、水の流れが分散するように計画を立てました。中央部を流れる水路も深さを1・5メートルとし、幅については広いところで2・5メートルもある水路へと作り変えました。内側をコンクリートで固めてしまうことも一度は検討しましたが、それでは環境にも景観にも調和しないと考え、木柵などを活用してできるだけ自然の流れに近くなるよう配慮しました。そのような水への取り組みもあり、実際の作業に入る時には、見違えるほど水はけの良い状態になっていました。

また、近隣の川が決壊するほどの大雨もありましたが、土管や側溝、水路がしっかりと機能したことで、水路から水が溢れ出ることも、下流部の田んぼに泥が流れ込むこともなく、被害はまったく出ませんでした。

さらに、水路とは別に参道へと繋がる農道の整備もおこないました。この水路と農道の整備に対して、鹿島神社から感謝状を頂けることになったのです。

今回、ソーラーオーナーズ栃木・佐野の工事を通して地元の方々に貢献できたことは、アドバンスの誇りです。

鹿島神社から感謝状をいただきました!

鹿島神社から感謝状をいただきました!

「鹿島神社御本殿戸奈良区参道につながる農道」を整備したことに対し、アドバンスと村山建設が感謝状を頂きました。

農道も整備しました!

農道も整備しました!

アスファルト舗装の一部が剥げるなど傷みが出ていたため、参道にマッチする方法で舗装をおこないました。

坂本勇樹
今回の報告者
株式会社JSP
工務課長 坂本勇樹
メガソーラー建設のスペシャリストとして全国各地を飛び回る毎日。「困難」といわれる現場ほど闘志を燃やす。