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開発現場からとっておきの話 月報より Vol.1 お客様の安心安全のために創意工夫の再工事で、リスクを強みに落とし込む!

ソーラーオーナーズ建設にあたって、まずは日本全国のさまざまな候補地がピックアップされました。その中から、平坦地であること、土壌の強さ、海抜、海岸からの距離などあらゆるリスクを検討したうえで第一号の建設を決めたのが茨城県石岡市でした。岩間バイパスと常磐線特急が交差する脇にあり、耕作放棄地で密林になっていたこの土地は、安定した施設をつくるうえでの適切な条件が揃った場所だったのです。
実は太陽光をよく浴びる絶好のロケーションがほかにもあったのですが、海岸からの距離が近かったため、津波のリスクを考えると、決断することができませんでした。石岡は、さまざまな天災を考慮に入れても地の利を最大限活かせる場所だったのです。

分譲型のソーラーオーナーズは、アドバンスとしても初の試みでしたから、少しでもリスクが考えられる工程を踏むことはできません。そこで万全を期するつもりで、50センチほどの盛土をして砕石通路を作りました。工事は順調に進み、いよいよ完成間近となったときでした。石岡をゲリラ豪雨が襲ったのです。想定をゆうに超える雨量のため、"盛土をした影響で浅いプールのようになってしまうのでは?"という懸念が起こりました。ただ過去に、盛土に起因する水災害の記録はありませんので、このままでも問題のないこととして建設を進めることも可能だったと思います。しかし、今後20年のことを考えると何が起きるかはわからないのです。これだけ異常気象という言葉を頻繁に耳にする世の中では、過去の想定はあてにならないことを視野に入れずにはいられなかったのです。そして、何よりもお客様に対する安心安全をお約束することを考えると、再工事の決断をする選択しかありませんでした。

盛り土は別の場所へ運び出すことになりましたが、その土の量はおよそ6500t以上。10tトラック700台分にものぼり、予算が約2000万円も必要であることがわかりました。それでも迷いはありませんでした。石岡は第一弾の場所だからこそ徹底して安心安全を優先したのです。
盛土部分は逆に掘り下げることで、深さ50センチの遊水路が出来上がりました。こうすることで、通路と雨水を逃す遊水路を兼用できるようになりました。さらに近くに遊水路から流れ込む調整池を作り、雨水の流出を防げるようになっています。
アドバンスは、安心・安全、豊かさを創意工夫でお客様に提供するのが使命です。あらゆるリスクを過剰なくらいまで考慮してでも、お客様の利益を守るためなら労を惜しみません。

尾高智明
今回の報告者
尾高智明
主に管理業務と土地開発業務を担当しています。なぜこんな格好かというと、群馬県の黒岩に現場調査に行ったときにスズメバチに頭を刺されたためです。2回刺されるとマズイらしいので防護服を着て命を賭して土地開発に従事。ソーラーを待ち望むお客様のため、今日も行ってきます!

無事故を誇る看板施工の技術力と実績を最大限に活かして、お客様に向こう20年間の安心と安全を届けるソーラータウンが完成。再工事で予算は膨れ上がったが、雨水によるトラブルリスクはほぼゼロにまで抑えられた。あらゆるリスクを想定し、愚直なまでにリスクヘッジを行う姿勢こそアドバンスの基本理念だといえよう